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since April 19,1999

ラインについて

ここではラインの基本的な性質を紹介します。
(情報元:株式会社サンラインカタログより抜粋)
 
ナイロン
ポリアミドモノフィラメント
フロロカーボン
ポリフッ化ビニリデンモノ
フィラメント
PE
ポリエチレンマルチフィラメント
比重 1.14
ナイロンの種類により
多少変化。
1.71
沈降速度が速い
0.98
漂う
吸水性 ある
水を吸収すると直径が
太くなり伸び率が大きく
なる。強力が低下する
表面に樹脂加工を施し
軽減させている。
ほとんどない
水に浸しても強力に影響なし
ほとんどない
水に浸しても強力に影響なし
柔軟性
しなやかで扱いやすい

硬く、扱いに注意を要する

しなやかで扱いやすい
伸び率
(乾燥時)
25〜35%
適度な伸びでショックを
吸収するただし初期
伸び率が高い。
製法により変えられる
33%
ナイロンより若干伸び率は低い
初期伸び率は低い→感度が

良い製法により変えられる
5%
ほとんど伸びない
耐摩耗性 表面が柔らかいため
スレに弱い.
表面に
樹脂加工を施し軽減
させてる
表面が硬くキズつきにくい 摩擦熱に弱い
強力直引張り
(乾燥時)
合成繊維のモノフィラ
メントでは最高の強さ
を出すことができる
ナイロンよりやや劣る ナイロンの約2.5倍
結節 直線引張強力の
約85%
直線引張強力の約70% 直線引張強力の約40%
屈折率 1.53 14.2
水の屈折率(1.33)と近い
ため水中でラインが見えにくい
   

 

NYLON

ナイロンはしなやかで扱いやすくあらゆる釣りに適しています。
強さの面では、乾燥時においてフロロカーボンより直線引張り、結節強力ともに

優っています。柔軟性が高いため、しなやかでリールへの納まりが良く、また
適度な伸縮性を持つため急激なショックを吸収
する事ができます。
吸水性、耐摩耗性の面ではフロロカーボンにやや劣りますが、表面の樹脂加工を施すことにより低減させ
ています。性質上、長時間の使用には向きませんが、適時ラインをとりかえることによってナイロン本来の
特長を発揮することができ、
初心者からトーナメンターまで幅広く使用できるラインです

 

FLUORO CARBON

フロロカーボンは、強さではナイロンにやや劣り
ますが吸水性がほとんどなく、耐摩耗性に優れ
スレでキズつく心配が少ないので、耐久性に
優れています。初期伸び率が低いので感度が
良く、また、ナイロン同様適度な伸びがあること
から
衝撃を吸収することも可能です。
ただし、糸質が硬いため、リールプールへの納まりが悪く、トラブルの原因にもなりますので扱いに注意が
必要です。

PE

PEは近年注目が高まってきた素材です。直線引張強力ではナイロンの約2.5倍の強さを持ち
、吸水性もほとんどないため、水中での強力劣化は心配ありません。
ただし、結節強力は直線引張強力の約40%の値がでているため、使用に際し注意が必要

です。
マルチフィラメント複数糸構造のため、これまでのナイロンやフロロカーボンといった
モノフィラメント(単糸)構造とは全く異なり、スレや摩擦熱で1本が切れやすく、そこからラインが
切れてしまう恐れがあります。価格は高めですが、耐久性があるため、コストパフォーマンスに優れてい
ます。